男性の育休義務化は必要?育休経験者の観点から考えてみた

男性の育休義務化は必要か。 育児休業

 最近では、男性の育休義務化が話題となっています。この育休義務化について、調べてみるとどうやら賛否両論となっているようです。そこで、今回、育休経験者の観点から「男性の育休取得義務化」について考えてみました。

育休を取得した経験から考えると、

「現時点では賛成、しかし、いずれ緩和が必要」

中途半端な表現ですみません。しかし、本気でそう思っています。。
今回、この結論にたどり着いた経緯を説明します!
まずはあるべき姿・理想形について考えてみました。

<管理人が考える理想形>

理想は様々な人がそれぞれに合わせた生き方ができることです。

それぞれの生き方とは、例えば、

・家事が苦手だからがっつりと仕事をして稼ぎたい

・家庭が忙しい朝夕だけ家庭優先し、仕事は時短勤務で対応したい

・夫婦二人でしっかり育児をしたい

などなど、現代の日本社会では挙げたらきりがないくらいその家庭の理想形があります。

<理想的な生き方のために必要なこと>

 では、そうした理想形を達成するために必要なことは何でしょうか。それは以下の2つであると考えております。

  • 様々な家庭環境に合わせて働き方を変えることのできる制度の整備
  • それを利用することのできる雰囲気

 この2つに対する取り組みは基本的には企業ごとの対応となります。そのため、今の日本社会の延長ではなかなか進まないと考えられます。特に②については慢性的な人手不足に加え、いまだに男性の育休への理解のなさからくる「取りにくい雰囲気」が大きな課題となっています。

<義務化は取りたくても取れない人のための施策と考えれば賛成>

 育休取得義務化を“取りたくても取れない人”が育休を取得しやすくするために行う施策という観点で考えるのであれば賛成です。前項で述べたように日本では制度があっても使えないという風潮があるためです。こうしたことを書くと、義務化ではなく、上司や取得対象者にしっかりと教育をして多様な働き方ができる環境を作り上げるべきとという意見を聞きます。理想としてはその通りだと思います。しかし、そうした対応は企業に依存する部分が大きく、かつ、上司が柔軟な考え方を持てない人であれば、非常に難しいのが現状です。

義務化をしてしまえば、強制力が働くため企業体質を無理やり変えることができます。それくらいのことをしなければならないくらい日本の企業体質は変えられません。そのため、現時点では育休取得義務化に賛成といいました。

<育休取得義務化の裏で増える妻の負担>

 一方で、数字を上げるだけの施策になっては意味がないと考えます。育休取得は育児にもっと関わりたいと考えている人の手段であり、育休を取得することが目的でありません。この男性の育休取得についての議論を行う際に、よく出てくるのが育休取得率です。この数字を上げるために育休取得義務化を行うかのような議論が行われております。しかし、個人的にはこの数字を上げることに意味はないと考えています。

 なぜなら、何のために育休を取得するのかを考えずに、ただ取得しただけでは意味がないどころか、家庭(主に奥さん)にとってマイナスになるからです。

例えば…

  • 旦那が家事や育児に主体的でないためストレスを感じる
  • 料理など世話をする対象が増える。
  • 奥さんが里帰りしていてただの休暇と化す

 つまり、育休取得率は増加したものの、各家庭の観点では、妻の負担が増加、最悪、ワンオペ育児よりもつらい状況を作り上げる可能性があります。それでは本末転倒です。

<早急な意識改革と義務化撤廃>

 そうした事態を防ぐためにも、数字を上げることにこだわるのではなく、育休取得義務化により育休を取得することに対する意識改革を早急に行い、その後、義務化を緩和すべきです。

以上から、育休取得義務化には、

 「現時点では賛成、しかし、いずれ緩和が必要」

まとめ

 今回は最近話題になっている育休取得義務化について育休取得経験者の観点からまとめてみました。皆さんはどう考えられますか?おかれた環境によって当然考え方は変わると思います。ぜひ様々なご意見をお聞かせください。

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